Garden HIDAMARI ガーデン 陽だまり
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2月10日(木)

いつも通りに到着したが風が冷たい。
陽だまりは整然と管理されているが、冬枯れの感は否めない。
ビニールハウス内の苗や、外で管理している苗で根が回り始めている苗は早く植え付けた方が良いと思われる。
植栽を任せている妻は「この寒さではまだ早い」という。討議の結果、一部は植え込みし、寒さに負けそうならば、不織布をべたがけして保護してやることに決め、今日の所はハウス内で苗の手入れをする。
フォーカルポイントの台座の固定のために基礎にアンカーは立てたものの、台座の中に同様にしてモルタルを入れたらよいのか分からない。
石材店に電話をして職人に聞いてみると、上の部分にコアカッターという機械で穴をあけるのだという。「先に言ってくれたら穴をあけてお届けしたのに」という。こちらが「先にそれを教えてよ」と言いたいが、言ったところで詮無い話。どこかで調達するしかない。
スタッフのH.Tに心当たりがないか問い合わせたが、そんな専門機械があるわけがない。M.Sに電話をしたが、留守のようだ。
建設会社のM社長を思いだす。電話で事情を話すと、さすがに専門家「どこに、どんな大きさで、どのくらいの深さの穴を幾つ開けるのか? 作業はいつ行うのか?」と具体的な問い合わせだ。
話している内に、今夜オーナーとの会食にお互いに参加することが分かる。「ならば、現物をデジカメに収めて来て、見せてほしい」ということになる。
夜の打ち合わせで「1つ開けるだけなら、機械の使い方を説明するより、自分が行って開けた方が早い」と言っていただけた。ありがたい話だ。
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植え込みしたビオラとストック
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植え込みしたアグロステンマ
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追植した寄せ植え
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トピアリー カタツムリと小鳥
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ゲートからロンデルを望む
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レッドゾーンからゲート方向
2月11日(金)

予報通り朝からみぞれ交じりの冷たい雨が降り出した。
H.Tは自宅から電動ドリルを持参した。昨日の問い合わせに対し、ドリルで沢山の穴をあけて行けば、穴が開くだろうとの提案だ。陽だまりのことを考えてくれている気持ちが嬉しい。問題が解決したことを連絡しなかったこちらのミスを詫びる。
S.Yも来てくれたが、この氷雨の中で作業はさせられない、ビニールハウスや作業ハウスの掃除をして引き上げてもらう。

M社長とは雨でもビニールハウスの中で作業できる旨伝え午後に来ていただくことになった。
ブランチのラーメン屋が開くまでハウス内の苗の手入れをする。小さな種がこんなに大きな苗になり、春には美しい花を咲かせる姿を思い浮かべると苗が愛おしくなる。

ラーメンで温まり、喫茶店で食後のコーヒーをゆっくりいただいても雨の勢いは治まらない。
本屋さんで本を探して、ゲストハウスに戻って読書でもしようということになりる。ドラッグストアーとの共用駐車場に車を入れると、ドラッグストアーの店先に花の苗がたくさん置かれている。見るとなかなか良い苗が相当お買い得で並んでいる。花かんざし、宿根ネメシア、カンパニュラ、デルフィニウム、白妙菊など50株を求める。

ゲストハウスで本を読んでいる内にうたたねしてしまい、携帯の着メロで眼が覚める。M社長から「これから行く」との連絡だ。
M社長は職人さんと一緒に来てくれた。道路工事現場などで見かけるものよりコンパクトな機械をセットし、思ったより簡単なような、難しいような作業で綺麗な穴がすっぽり開いた。これは素人では簡単にはできない作業だ。お二人に感謝。これで転倒の心配をしないで済む。何といっても安全が第一だ。

再びハウス内で苗の手入れに勤しむが、ビニールハウスとはいえ夕暮れは冷える。ほどほどで本日の作業は終了。
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イエローゾーン ビオラ ストック
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ローズガーデン
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フォーカルポイント足元植え込み
2月12日(土)

朝方はいつ降り出すかと心配されたお天気だが、何とか降らずに一日持った。
足元が濡れているので作業がしづらい一日だ。

妻とS.Yは昨日求めた苗と昨日までに手入れしたアグロステンマとビオラ、ストックの苗を植えこむ。ローマの皇帝、BBQ炉の上の寄せ植えにも追植する。
アグロステンマを植えた場所には1月にできてきた支柱を設置した。形も色も目立たずガーデンに馴染むと自画自賛する。

私はフォーカルポイントの基礎を補強するべく周囲を掘り起こし、そこの部分にモルタルを打つ。念には念を入れということだ。

午後は芝の中の小さな雑草を抜く。芝が枯れた今、小さな雑草の緑が目立つ。今のうちに抜いてやれば、まだ根も張っていないので比較的簡単に抜ける。問題は根気だ。寒風に耐えひたすら作業する。
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パーゴラからフォーカルポイント
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ルドルフと新しい仲間
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サンダイアルとアグロステンマ
2月13日(日)

いよいよフォーカルポイントを立てる時がきた。
台座は重量89kgだ。形が長い四角柱だから持ち上げにくい。基礎の部分と台座の底に接着剤を塗り、H.Yと二人でやっとこ持ち上げ、妻の誘導でアンカーに差し込む。位置、方向、水平を確認し台座の上部からモルタルを流し込む。長い棒で突いてモルタルを行き渡らせる。
台座の上面を綺麗にして接着剤を塗り、松ぼっくりのオーナメントの底部にも接着剤を塗って、慎重に位置を決めて張り合わせる。念のため動かないようガムテープで留めて設置完了だ。
パーゴラを立てた時からこのフォーカルポイントを立てる構想だったが、実現まで1年かかった。しかし、散策路の延長と絡めて全体のデザインもバランス良くできた。もちろんこの後予定しているガゼボのことも考慮に入れた設計をした。

懸案を一つこなしやれやれだ。遅いブランチを取った後、緑花木センターへ回る。
思いがけぬ品揃えの良さに売り場は一足早い春だ。オーナメントの足元を飾る草花を探す。オーブリエチアを主に4つのコーナーに黒龍を植え込むデザインにする。オーブリエチア8株と黒龍4株を求める。
ボーダーの中にコンテナを置くことも以前から考えていたが、淡いピンクのマーガレットをコンテナに植え、置いてみることにする。1株購入。
コンテナも気に入ったデザインのものが見つかる。結果が良ければ追々増やしていこう。

2月14日(月)

昨夜は行きつけのレストランでショーがあったので帰京が月曜日になった。
ゲストハウスの掃除・洗濯を済ませ、陽だまりに向かう。集合していたスタッフと次の2週間の作業について打ち合わせる。後は皆に任せておけば心配ない。帰京の途に就く。
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花が加わったローマの皇帝
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フォーカルポイントと散策路 1
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フォーカルポイントと散策路 2
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命名 Emilio Emilia
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洗浄してよみがえったベンチ
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ブルーベリーの丸太小屋
2月24日(木)

今回は子連れ旅となった。
息子の長男小学2年生のクラスがインフルエンザのため月曜日から1週間の学級閉鎖になった。
長男夫婦は共働きのため、孫は課外は学童保育だが、そこにも預かってもらえない。
折悪しく息子はアメリカ出張が入っており、パートナー1人が1週間休暇を取ることもできず、SOSが入り預かることになったのだ。
昨夜は私達がバラ仲間との会食の先約があったため、娘がベビーシッターに遣ってきてくれた。
孫は朝から初めての体験に大はしゃぎだ。新幹線ではお弁当を食べ、絵日記を書き、写真を撮って退屈知らずだ。

いつもの時間に陽だまりに到着。暖かな良い日だ。クリスマスローズもようやく開きだした。
種から育てている各種草花の苗が早く地植えして欲しいサインを出している。この訪問中に一気に定植してやることにし、最後の手入れをする。
ビオラやネモフィラはポットの中で花を咲かせ始めている。あの小さな種からここまで大きくなったことに感動する。

孫は作業ハウスで親から与えられた宿題をさせても心ここにあらずだ。早々に切り上げて陽だまりを駆け回っている。親と弟に見せるといい写真もたくさん撮っている。

写真左 陽だまりのど真ん中に円形ガーデンをデザインした。ロンデル・ガーデンとよぶ。イギリスのヒドコートマナーとシシングハーストに学んだものだ。
周囲のアウトドアルーム・ガーデンの切り替えを図る役目があるのだが、陽だまりではシークレット・ガーデンの役割を持たせたいとも思っている。コニファーに囲われた円形ゾーンでマーブルストーンの少年少女像と静かに向き合うガーデンを演出した。
その少年少女像に名前を付けようと何人かに呼び掛けた中で、ブラジル人のJから「女の子はEmilia、男の子はEmilioはどうか」との提案があった。
「エミリア」、「エミリオ」は響きも良く気に入った。聞けば、ブラジルではごく一般的な男女の名前だという。日本で言えば、さしずめ「花子」と「太郎」と言ったところのようだ。
名前は決めたものの、どんなネームプレートにするか、1年以上あれこれ思いめぐらせ検討してきた。このロンデル・ガーデンは草花は植えない設計なのでコニファーと洋芝の緑と像の白しか色がない。少し寂しい気がするので、ポーセリンでバラをデザインして赤い色をプラスすることを思いつく。
バラ仲間にポーセリンの先生をしているAさんがいる。色々アドバイスをいただきデザインを決め作成していただき、その受け取りが水曜日の会食だったのだ。
2枚のプレートは結構重い。その上、孫の荷物もある。大変な移動となった。
取り付けて眺めて見ると、思惑通り映える。満足行く結果だ。春が来たら、命名BBQパーティーを開きたい。
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ようやく
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咲き始めた
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クリスマスローズ
2月25日(金)

4月並みの暖かさになるという。今日明日でブルーベリーの鳥避けの丸太小屋を完成させるつもりだが、絶好の作業日和だ。
設計では幅1600mm奥行き1800mmの長方形部分から30度右に曲がって奥行き3400mmmの平行四辺形の部分が繋がる形だ。
束石は入口のドアーを取り付ける支柱も含め9本設置する。水平垂直、間隔をきちんと決めるのはなかなか難しい。
先ずは入口の長方形部分の束石に1800mmの支柱を固定、上部に梁を乗せL字金具で固定する。支柱と梁の接続部分のほぞにのみを入れる作業も楽しいものだ。もとより、素人大工だから設計図通りいく訳がない。試行錯誤と言えば聞こえは良いが、行き当たりばったりの作業となる。これが私流の真骨頂なのだ。
長方形部分が終わった所でお昼だ。午後はH.Tが用事があるので続きは明日とする。

M.Sのローズガーデンの芝のサッチ除りと肥料撒きのお手伝い?をしていた孫は「肥料は芝生のごはん」と教えられたことがこの日の絵日記の題材となった。

女性軍3人は春の草花の苗の定植に追われる。沢山出来たつもりの苗も植え込んでみると足りないくらいだ。ガーデニングの中で植え込みは最も楽しい作業なのだが、余りに数が多いと疲れる作業かもしれない。
昨年の秋のサカタのタネの見学会で仕込んできた、より効率的、確率の高い種蒔きの方法をこの夏の草花の種蒔きで試してみるつもりだ。

ロンデルガーデンの芝は高麗芝だから、このシーズンは茶色に枯れている。雑草の緑が際立って見えるし、まだ根を張っていないので今が草抜きのチャンスだ。孫にも手伝わせてひたすら草を抜く。根気を試される作業だ。案の定、孫は早々に逃げ出して女性軍のお手伝い?をしている。
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植え込みが完了し
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春を待つK花壇
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ボーダーにマーガレットのコンテナ
2月26日(土)

何とか今日中にブルーベリー小屋を仕上げたい。
M.S、H.Tと3人がかりで取り組む。支柱を立てては梁の寸法を合わせ、ほぞを切りL字金具で固定して行く。少々の失敗やずれは素人手造りの味と言うものだ。
直径80mm、長さ4000mmの丸太が30の部材になり、何とか合体して丸太小屋が出来上がった。最後に筋交いを2本入れただけでビックリするほど堅固になった。
入口は600mm×1500mmのラティスをちょうつがいで取り付けた。
角材のパーゴラと違い、丸太の素朴さと柔らかさが出て良い雰囲気になったと自画自賛。
防腐剤浸透の丸太だが、もう一度防腐剤を塗り、網を取りつけて完成となる。
ブルーベリーが沢山採れて、ジャムになる日が楽しみだ。

孫は薄い端材に電動ドリルで穴をあけてくれと言う。ドラえもんの絵など書いてひもを付けペンダントにするという。上手に書けたので、クリアのニスを噴霧してやったら絵が滲んでしまう。薄く丸太を切ってやり、今度は自分の手でドリルを使って穴を開けさせて、やり直しだ。
三角の端材には名前を書いて机の上に置く名札だと言う。弟の分も作ってお土産にするというのだが、また荷物が増えた。
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植え付けを待つビオラ
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クリスマスローズ別名ヘレボラス
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この季節に咲く貴重な花だ
2月27日(日)

この冬はバラのトンネルの小道とパーゴラの先のフォーカルポイントを新たに造った。
作業をしながら、いっそのことこの2つを繋げてしまおうとのアイディアが出て、思いの外長い散策路が出来上がった。この散策路をバックレーンと呼ぶことにした。
バックレーンとバラのトンネルの周りに予定外のボーダーが出現したので準備した苗では埋めきれない。植栽担当の妻は頭を痛めているが、ネットで探したり、次回訪浜時ガーデンセンター巡りをして集めることにする。

孫にも手伝わせて今日も通路の草抜き、掃除だ。綺麗なガーデンにはこれが欠かせない。今日は孫も戦力となった。
芝の目土入れやバラの消毒、防腐剤塗り等はスタッフに託し、早仕舞いとする。

孫はスタッフともすっかり仲良しになって「また夏休みに来るからね」などと屈託ないが、こちらはペースが乱れて少々草臥れた。
東京駅にはママと弟が迎えに出ていた。一緒に食事をしながら弟にも夏休みの訪浜を約束する。  <T.U 記>