Garden HIDAMARI ガーデン 陽だまり
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12月の訪浜は今回のみ、今年最後の陽だまりになる。

13日
3週間ぶりの陽だまりに着くとM.Sは早くも草を抜いている。
3週間の仕事の報告を丁寧にしてくれる。地味な仕事を一人でこなすのは大変なことだと思うが、今回も期待以上の仕事ぶりだ。M.Sは「陽だまりへ行くのを嫌と思ったことは一度もない。」と泣かせることをいう。「美しいガーデン」のコンセプトも十二分に理解してくれている。 
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お化粧したグリーンコーンの足元
ロンデルのグリーンコーンの足元をカラーストーンでお化粧する。M.Sは石を入れる前にキッチリ草抜きをしてある。このガーデンの最大の敵はスギナだ。丁寧に抜いても地下茎が残るのでなかなか絶滅できないのだ。かといって除草剤は使えない。そこで、M.Sは薬剤をスギナの根元にノズルで注ぎ込む方法を仕入れてきた。これは功を奏した。陽だまりからスギナの姿が激減した。
ロンデルの中央に芝の種を蒔き、エバーグリーンにする計画だ。日本の気候で洋芝を育てるのは難しいだろうが、何度か挑戦するつもりだ。
Y.Yの夢の一つが「ホタルの舞う園でジャズ演奏を聴く」ことだという。
面白いからホタル・ガーデンもT.Uが設計する約束をした。本も買い、ネットでも沢山リサーチした。この秋から徐々に準備に取り掛かる予定であったが、M.O等が多忙となりマンパワーが借りられなくなり、しばらく延期となった。
となれば、借りました土地をそのままにはしておけない。お花畑にしようと調べたが、春の花の種蒔きには遅すぎるようだ。
しかし、ダメで元々と菜の花とポピーを蒔いてみることにした。M.Sを通して地主さんに耕運機をかけてもらうよう依頼する。以前ご挨拶した時「出来ることでお手伝いする。」と言っていただいた。少し図々しいと思ったが、お願いしてよかった。きれいに均してくれた。
既に消石灰はM.Sが撒いてある。配合肥料を撒き、熊手をかけて準備完了。
半径5メートルの扇を3つ描き、内側4メートルに菜の花、外周1メートルをポピーというデザインだ。
菜種も小さいが、ポピーは更に小さい。正に芥子粒だ。手の平の僅かな種を広い範囲に蒔くのは難しい作業だ。
無事に発芽せよと祈りながらたっぷり水を遣る。

トナカイのトピアリー”ルドルフ”の赤鼻を大きなものと付け替える。首にベルも着けてやる。何だかルドルフが張り切り出したようだ。
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赤鼻が大きくなったルドルフ
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トールペイントの鉢カバー
M.Sには当初、週3回・午前だけの約束でお手伝いいただいたが、依頼する仕事量が多いため、約束は反故になってしまった。今や管理責任者だ。そんなM.Sを慰労しようと今夜は忘年会だ。
M.Sの奥さんには電話でお声を聞いているだけで、お会いしていない。この際、奥さもご一緒にお出でいただく。くだけた方で話しが弾む。とても声が綺麗な方だと思ったらNTTで交換手を永年務められたとのことだ。
そこへY.Yから携帯が入る。レストランにいる旨伝えると、「今から行く。」と遣ってきた。奥様手作りのトールペイントした水差しのプレゼントをいただく。探していた鉢カバーにピッタリだ。 <T.U 記>
陽だまりの植栽も大分進んできている。
この季節では宿根草も球根も土の中で目立たないが、着々と進めているのだ。
マンパワーの不足で準備した種を適期に蒔けなかったりの不具合もあったが、ネットで思い掛けない苗に出合えたりの穴埋めもあり、悲喜こもごもだ。
グラベル・ガーデンにも這性のコニファーやホスタなどの宿根草が植栽されているし、将来パーゴラに這わせる予定のキングサリも既にスタンバイしているのだ。

ただ1ヵ所、手を着けていなかったのが、レイズドベッドのキッチンガーデンだ。
ようやく着手したが、問題は通路のブロックが設計どおりの幅がないことだ。グループホームから車椅子を借りてきて、最低限必要な幅を確認し、拡張するところから始まる。
もう一つの問題はこの場所が水平でないことだが、そこは素人の手作りだ。一応糸は張ったが、細かいところは気にしないで進めよう。
レンガを並べてかたどってみる。カーブのところに若干の問題はあるが、そこは素人の味と考える。
レンガ積みというのは、意外と水仕事なのだ。700個購入したレンガは工場梱包のままだから、レンガ屑が沢山付着しているので、一つひとつ洗ってから積まなければならない。
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ルドルフ・ガーデンのイルミネーション
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ゲイトからの夜景
9、10月のタイムベッド・ベンチを積むとき時には快かった水洗いだが、12月の今日は辛い仕事だ。地面にひざまずき腰をかがめての作業は身体は凍え、腰は痛くなる。
しかし、少しずつ形が出来ていくのが励みだ。M.Sがその作業をじっと見つめている。「積んでみるか?」と訊ねると「やってみたい。」と言う。明日からは二人の共同作業にしよう。

この間、F.UとM.Sは2号ポットに蒔いて大きく生育した苗を3号ポットに植え替える作業に打ち込む。いずれも根気の要る仕事だが、春には報われることだろう。

道具を洗い、ハウスの掃除を終れば、すっかり日も暮れた。イルミネーションを点灯し、クリスマス気分を味わっていると、地主さんの奥さんが出てきて喜んでくれる。  <T.U 記>

ディナーは馴染みになったレストランの”中本マリ ジャズライブ”で楽しむ。クリスマス気分は更に高まる。
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レンガ積みを始めたレイズドベッド
今日の作業も昨日と変わりない。
レイズドベッドのレンガ積みをM.Sに指導し、実際にやってもらう。教えるといってもT.U自身が見よう見真似でやっているのだから、そんなに難しいことではない。興味さえ持ってくれれば問題はない。5つも積んだところで、後はお任せと別の懸案事項に着手する。

通路に敷き詰めたレンガが一部隙間が開いたり、傾いたりしてきたところがある。これを直さなければと気になっていたのだ。
その部分を剥がし下に砂やモルタルを入れて高さを調節してやる。ところが、なかなkピタリと収まらない。ゴム製のハンマーで叩いてはめ込み、高さをあわせるのだが、1ヵ所いじると、次々に調整が必要になったりする。
実は、先日から肘が痛んで辛いのだ。レンガ積みでも高さや水平を合わせるのにハンマーを使うのだが、叩く強さがその比ではないのだ。今日のところは、そこそこにしておこう。

作業ハウスとビニールハウスの大掃除はM.Sにお願いすることにし、新年の互いに元気な再会を約して、今年の陽だまりの仕事納めとする。
今年、思い掛けないきっかけで始まった陽だまり造りは掛け替えのない体験であった。
沢山の方の協力があり、沢山の交流があった。沢山のことを学んだ。そして、沢山のひらめきとときめきを感じた。
帰りの新幹線の中、スキットルのウイスキーを楽しみながら、しみじみこの幸いに感謝し、来年はより充実したものにしたいと祈念する。  <T.U 記>